10/18、今朝の名古屋市内の最低気温は11.4℃。11月中旬並の冷え込みで、ベッドや布団からなかなか出られない方々も多かったのではないでしょうか。先週まで昼間は半袖でも十分だったのですが、どうやら今週からはそんな服装で活動することはもう無理なようです。沈静化してきたとは言え、まだまだコロナ禍の真っ只中にあり、第6波も懸念されているようですが、緊急事態宣言が終了してからというものの、街中はかなり人出が増え、交通機関もそれなりに混雑しているように思えます。

少し先のお話になりますが、IATF 認証ルール第5版が改訂され、第6版が2022年の後半に発行される予定とのこと(有効となるのは、2023年1月からを予定)。また、IATF 16949:2016規格も第2版が2023年の中頃に発行される(有効となるのは、2024年1月からを予定)というアナウンスがあったようです。規格の方はSI’sの番号がNo.22までに達していることもあり、そろそろそれらをまとめて盛込み、細かな部分の修正も行われることになりそうですが、これはベースとなるISO 9001:2015規格が改訂されないという前提の基です。ISOによれば、当面ISO 9001規格の改訂は行わないことがアナウンスされていますが、果たしてどうなることでしょう。
昨今、自動車産業界においてもサイバーセキュリティに関する要求が高まっていることから、TISAXに代表されるようなサプライチェーンにおける情報セキュリティに関する要求事項が新たに登場するかもしれません。また、ISO/SAE 21434:2021規格の正式発行を受けて、それに関する何らかの要求事項の追加などの可能性も無いとは言えないようです。
そのようなことから、これから認証取得を・・・と計画されておられる組織各位は、十分な計画策定及び情報収集を実施されることを推奨致します。上記に記載した内容はあくまで予定であり、遅れることはあっても早まることは少ないという過去の事例・前例からも、余裕を持って臨まれることが必要になるでしょう。