12月最後の日、名古屋市内は朝から細かな雪がちらつき、師走らしい寒さが続きます。先週も薄らと雪化粧するくらいの降雪となったのですが、今季の冬は降雪の回数が多いように思われます。このところ、コロナの感染者数もじわりと増え始め、この年末・年始にかけては人の移動も多く、どこまで感染者数が増えることになるのでしょう。また、オミクロン株の感染者もジワジワと増えてきているようで、市中感染も各地で出始めていることから、もしかしたら爆発的な感染も予想される今日この頃です。
12/21付で、IATFのサイトに「CB Communique 2021-012 IATF ADP Pre study requirements for New Auditor Candidates」という資料が公開されました。これは以前に発行されたコミュニケに関する変更要件が含まれており、2022年1月から新規にIATFの審査員にエントリーされる方々は、IATF ADPにおけるFMEA、MSA、SPCに関するトレーニングとクイズを完了し、合格する必要があるということを述べています。
この文書の内容の中には、以下のモジュールに合格すること(合格点は80点以上)が要求されています。
- IATF 16949 Training & Quiz
- Rules 5th Training & Quiz
- FMEA & Control Plan Training & Quiz
- MSA & SPC Training & Quiz
- Knowledge Pre-Study (Variant 1)
- Knowledge Pre-Study (Variant 2)
なお、AIAG VDA FMEAに焦点を当てたトレーニングなどついては2022年中にADPで開始されることが述べられており、別途CBコミュニケで発表されると記載されています。しかし、多くの組織では既に移行を終えていることから、少し遅いような印象を受けますが、これもコロナの影響なのでしょうか。また、上記のFMEA及びCPにおけるトレーニングとクイズのうち、FMEAについては主観ですが、AIAG FMEAにおける第4版を意図していることになると考えられます。