3/16の23:36頃、宮城県と福島県で最大震度6強を観測する地震が発生しました。マグニチュードは7.4。その時は名古屋市内の自宅におり、そろそろ寝ようか・・・なんて思っていた矢先の出来事で、そんなに揺れを感じませんでしたがそれでも市内で震度3が観測された地域もあったようです。
東北新幹線はこの地震によって、下りの列車が福島駅と白石蔵王駅の間で脱線したそうですが、怪我人が無くて幸いでした。今回の地震は東日本大震災の余震なのか、どうかは分かりませんが、今後専門家の方々によって解析されるでしょう。仮に余震だとすれば、あれから10年以上経過しているにも関わらず、まだ安心出来ないということになりそうです。
連日報道されるロシアによるウクライナへの侵略は一層過激になりつつあり、今後どうなるのか、その行方が心配されるところですが、業界でも色々な規制というか、制限が各種の機関から出されています。
まず、「ロシア・ウクライナ紛争に関するCQIの声明」ということで、3/11付で声明が出されました。
その内容は、ロシアとベラルーシでの活動を停止するということです。この停止措置により、これらの地域からのCQIメンバーシップ、IRCAの審査員登録、CQI and IRCA 認定トレーニングパートナー機関への新規申請は受け付けない。また、ロシアとベラルーシにおいては、CQI and IRCAの認定トレーニングコースは提供されないとのことです。
・CQI Statement on the Russia – Ukraine Conflict(ロシア・ウクライナ紛争に関するCQIの声明)
https://japan.irca.org/media/statement/CQI-Statement-on-the-Russia-Ukraine-Conflict
IATF関連では、3/14付でVDA QMCから、このOB(Oversight Office)管轄の全てのIATF審査機関に向け「ロシアにおいてIATF審査を実施しないこと、IATF新規登録証/LOCを発行しないこと(2022年2月23日以降の審査に適用)」、また、ウクライナのIATF認証組織の扱いは特例を検討中であることがVDA QMCに所属・登録しているすべての審査登録機関に対し文書で通知されています。それ故に、当該地域に顧客やサプライヤを有する組織にはリスクが増大することになります。
オートバイマニア(特にサイドカー好き)の方々であれば、誰でもご存知のURALというメーカーがロシアにあります。このメーカーの日本のサイトでも「STOP WAR」をHPに大きく掲げているのですが、当面はこのバイクの入手も絶望的になりそうでファン・マニアの方々にとっては大変残念なことでしょう。
・URAL
https://www.ural-jp.com/#ja/home
事態はあらゆる面で深刻化してきました。