先週までは名古屋市内も連日夏日が続き、そろそろエアコンの冷房チェックを実施しなければ・・・なんて思っていたら、台風1号の通過で少し冷ややかな朝を迎えるようになり、暖房が欲しいと感じることも。
まだ4月というのに台風がやってきたのにはちょっと驚きなのですが、気候変動などの影響なのか、これからはこれがごく普通になるのでしょうか。
今年度(2022)のセミナーのスケジュールを公開したのですが、他にも開催したい規格のコンテンツはあるというのか、むしろそちらの方をメインにしたいのですが、諸事情によって公開を延期しました。
・弊社「2022年度 ISO規格関連オンサイトセミナー」のご案内
https://www.takeuchi-iso.com/2022/04/16/2022/
以前にも少し触れたことがありますが、ここ数年はオンライン研修も一般化し、それにすっかり慣れてしまった方々も多いかと思われます。ただ、双方向型のリアルタイム的な方法で研修に参加したとしても、一向にコストダウンが出来ていないケースが多く、オンライン研修のメリットを享受・感じていない方々も多いようです。
従来型の対面で行う研修と、オンライン研修とでは、設定費用も異なっているのが一般的なのですが、それらについても同額の費用設定となっている場合が多く、また、受講される方々同士での情報交換的な交流も著しく低下するようです。しかも演習を伴うような研修は、オンライン研修では実施が不可能に近い状況になっている場合が多いようです。
そして、よくあるケースですが、参加者各位が気軽に質問すること自体が難しく、チャット機能などを利用して行わなければなりません。そうすると、何をどのように質問すれば良いのか、それを考えているうちに、画面の向こう側では次々とプログラムが進行し、最終的には何も出来なかったということに。また、経験上ですが開催側(講師としての立場)から見れば、受講者各位のリアクションが把握しにくいという側面があります。
同じ組織内で複数の方々がオンライン研修に参加される場合、同一場所でのオンライン研修を受講するのであればパソコンは1台で済むことになりますが、それではかなり画面などが見難い状況になったり、質問しようとすれば、そのパソコンのところまで移動しなければなりません。そうかと言って、便宜上なのかどうかはわからないのですが、職場から個人個々に与えられているパソコンを使って参加することになれば、会社として回線上の容量制限が出てきたりして、スムースな運用がなかなか出来ないという声もあるようです。
新型コロナウイルスの蔓延によってリモートによる審査やオンライン研修という方法がここ数年の間は業界でも脚光を浴びましたが、どうやらそれも下火に。今後はやはり通常(対面型)の審査、研修が一般的になってくるというのか、また以前のような状況に戻りつつあるようです。