一般

12月に入り

1年が経つのもあっという間で、もう12月。2022年もそろそろ終わりです。
今年も世の中では多くの出来事がありましたが、皆様におかれてはどのような年だったでしょうか。
それはさておき、このところ急に寒くなり、名古屋市内でも朝夕は1ケタの気温を記録するようになりました。また、インフルエンザも流行の兆しを見せており、新型コロナの感染者の高止まりもあって、それなりの警戒もまだ必要なようです。

2022年11月22日付でISO/FDIS 22163:2022規格「Railway applications — Railway quality management system — ISO 9001:2015 and specific requirements for application in the railway sector」が発行されました。IS版は早ければ2023年早々にも発行されるものと思われます。今回の移行は以前のISO/TS規格という位置付けから、ISO規格への昇格が目的のようですが、規格内容についてもどのような更新が行われたのか興味深いところです。

https://www.iso.org/standard/79427.html

なお、RAMS本体のIEC版規格「Railway applications – Specification and demonstration of reliability, availability, maintainability and safety(RAMS)」については、第2版が2024年4月発行予定とアナウンスされています。

また、「AS-QMS (9120) 航空宇宙品質マネジメントシステム認証機関に対する認定事業申請受付開始のお知らせ」がJABから発表され、2023年1月5日より受付が開始されます。これにより販売組織へのAS 9120B(SJAC 9120)「Quality Management Systems – Requirements for Aviation, Space, and Defense Distributors」への対応がより進むものと思われます。詳細については下記のサイトを参照。

https://www.jab.or.jp/news/2022/112501.html

そして、2022年12月5日付で「CB Communique_2022-003 – AIAG_VDA Harmonized approach to FMEA」がIATFのサイトで公開され、審査員などへの本件(AIAG VDA FMEA)に関するトレーニングが開始されます。「このトレーニングとクイズモジュールの最初の最初のテイクは、2023年3月7日までに完了し、最初のクイズテスト後に最大3回の再受験を含む2023年6月7日までにクイズを正常に完了する必要がある」とされていることから、2023年4月以降の組織各位に対するサーベイランスや更新審査ではFMEAプロセスに関する審査が行われる可能性が高くなります。なお、このトレーニングモジュールに合格しなければ、審査員資格を失うことになります。詳細については下記のサイトを参照。

ISO/IEC 27001:2022規格が発行されました。前のページ

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