桜の花も満開になり昼間は暖かな日々が続いていたのですが、春独特の気候なのでしょうか、前線の通過で雨風に晒され花々も散ってしまったところが多いようです。時折、車窓などから桜の花々を見ていたのですが、じっくり、ゆっくりと愛でるような時間も無いままに過ぎ去ってしまいました。
弊社は建築関連規格を専門に扱ってはいませんが、今回はそれに関するISO 9001規格のセクター規格をご紹介しておきます。
昨年の7月に発行された規格、BS 99001:2022「Quality management systems. Specification for the application of BS EN ISO 9001:2015 in the built environment sector(仮称:品質マネジメントシステム – 建築環境部門におけるBS EN ISO 9001:2015の適用のための仕様)」という規格があります。
この規格はタイトル通り、ISO 9001と共に適用する所謂セクター規格として発行され、建築家やデザイナーから建設組織、および関連するすべての請負業者まで、建築環境部門全体を考慮するために書かれています。また、構造エンジニア、専門職、サプライヤー、測量士も適用出来るようになっているようです。英国では昨年の4月に新しい建設安全法が制定されており、その要件を支援するためとも言われています。日本国内においてはJVに参画されるすべての方々の参考になるかもしれません。
興味がある方は下記のサイトなどをご覧になってみてはいかがでしょうか。
https://www.bsigroup.com/en-GB/bs-99001-built-environment/