先週、日本国内(北海道、東北、北陸の一部など)でもオーロラが観測されたと言う報道がありました。太陽の活動が活発になったのがその原因・要因と言われていますが、約11年周期(今回のピークは2025年らしい・・)で活動が高まることから、更に今後も各地で観ることが出来る可能性がありそうです。
AIAGから2024年3月、新たに発行されたAPQP第3版とコントロールプラン第1版(初版)ですが、内容を見ると少しだけですが、現状に近づいた表現がなされているようです。特に、”Safe Launch”、”Red Rabbit”というような生産・製造部門に特化したような、CSRなどでも時々見かける業界用語も使われており、また、ソフトウエアを意識した記述も随所に記載されています。
それらに加えて、CP第1版ではR-PFMEAに関する記載もありますが、現状では「設計・開発」の箇条で要求されていたり、「継続的改善」の箇条で要求されていたりと、OEMの対応もそれぞれに異なっているようです。今後はそのような技法も標準化されドキュメント(規定や規格など)としてリリースされるといいですね。
このAPQP第3版とコントロールプラン第1版(初版)へのサプライヤー側の対応ですが、OEMにおいては、2024年9月1日にGM、2024年12月31日にFordが必須要件となりますので、それらの顧客を有する組織各位におかれては、早期の移行及び確認のための内部監査などが必要になります。
気になるISO 9001の開発状況は、今日現在において「ISO/CD 9001(Stage:30.20) committee draft 」という段階(https://www.iso.org/standard/88464.html)にあり、今後は意外に早く推移するかも・・・なんて想像してしまいます。