連日、熱中症警戒アラートが出ている名古屋市内ですが、それはここだけにとどまらず、多くの地域で発表されているようです。もう37℃は当たり前のような感覚で、場合によっては最高気温が38℃、または39℃予想が連日続いています。以前には考えられなかったことですが、来年の夏はどうなることやら・・・。
2024年7月の終わりにISO/IEC TS 17012:2024規格「Conformity assessment — Guidelines for the use of remote auditing methods in auditing management systems」が発行(https://www.iso.org/standard/84718.html)されました。この規格は各種のマネジメントシステムにおけるリモート監査のガイダンスを提供するもので、第一者監査から第三者監査の計画から実施までを行うあらゆる組織に適用されます。
監査の原則としては、ISO 19011:2018(現在、改訂途中)がありますが、その監査の一般原則をサポートし、リモート監査方法を実装するための特定の条件、可能性、および制限に関するさらなるガイダンスを提供している規格となっています。組織各位におかれては、内部監査、及び/または、第二者監査に関する文書化したプロセスに組み込んで利用されてはいかがでしょうか。
ただ、各種のマネジメントシステムのためのリモート監査方法の使用は、オンサイト監査方法に代わるものではありません。リモート監査方法は、監査を効果的かつ効率的に実施するためのツールとして機能することを目的としていることを理解しておく必要があります。