12/20は名古屋でも最低気温が-0.4℃と、冬日を記録しましたが、その日だけのようで、それ以降冬日の記録はありません。例年のことなのですが、12月も確かに寒いのですが、年明けの1月からが本当の寒さと言うのか、冷え込みを感じるようになります。ただ、このところ雨が全く降っていないために空気がカラカラ状態で、その影響なのか、インフルエンザが全国的に流行しているようです。お出掛けなどの時には最低限マスクは必着ですね。
早い方では昨日(12/27)から冬季休暇に入った方もおられるようで、旅行あるいは帰省などで公共交通機関も混雑が始まったようです。Uターンは1/3〜1/4がピークになるとか。車でお出掛けされる方々は適宜休息をとりながら安全運転でお願いします。
2025年1月1日から「IATF 16949 Automotive Certification Scheme – Rules Sixth(いわゆる認証ルール6版)」が適用されます。認証取得されておられる組織各位は審査登録機関からすでに連絡、説明などを受けていると思われますが、再度ご確認をされておかれることを推奨致します。
また、11月に行われたwebinar「IATF Rules 6 th Edition Q&A Session」の資料がIATFのサイトに掲載(2024年12月17日付で、タイトルは「Rules 6th Q&A Document_English – December 2024」)されていますので、ご興味ある方はご覧になられては如何でしょう。
[認証ルール6版における代表的な変更内容]
認証ルール6からは認証取得可能な適用範囲の拡大(例:アフターマーケット商品(制限あり)、EV関連機器など)が行われました。
また、維持審査(サーベイランス)の時期が12ヶ月周期・単位だけとなり、その時期の遅延について従来規定されていた一時停止、復活などのような措置がなくなり、その時期の許容範囲を逸脱した遅延に対しては認証取消しとして単純化されました。
ご注意いただきたいのは、従来認められていた予備審査については明確にコンサルティングと定義されています。従いまして、予備審査をAという審査登録機関に依頼し実施した場合、A審査登録機関におけるいわゆる本審査(初回審査審査)は2年後(24ヶ月)以降にしか受審(実施)することが出来なくなりました。
認証ルール6版の詳細につきましては、各種マニュアルが発行されていますので、それを参照願います。また、抵触するかもしれない事項などに関しては、個々の審査登録機関に早めにお問い合わせください。
・IATF 16949 Automotive Certification Scheme – Rules Sixth(AIAGのサイト)
https://www.aiag.org/store/publications/details?ProductCode=RULES-6&hp-sl
・IATF承認取得・維持ルール第6版(英語)
https://www.plexus.jp/books/english/iatfrule/
・IATF承認取得・維持ルール第6版スタディガイド(日本語+解説コメント)
https://www.plexus.jp/books/japanese/iatfrulesg/
なお、2024年11月14日付で発行された「IATF Rules 6th Edition Sanctioned Interpretations – November 2024」における更新内容(https://www.iatfglobaloversight.org/rules-6th-edition/rules-6th-edition-sis/)を反映し、内容を更新しておくこともお忘れなく。
では、どうか良いお年をお迎えください。