今が一番寒さの厳しい時なのに、何故か今週(1/19〜1/25)は昼間の最高気温が13〜15℃と、3月並みの暖かさというのか、行動しやすい日々が続きました。これも温暖化の影響?なんて思ったりもしていますが、一方ではインフルエンザが相変わらず大流行。病院のベッドの空きが無くなるくらいの勢いで患者が増えたとか・・・。これからはB型が主流になると言われていますが、果たしてどうなるでしょう。
1)ここで記載したのか覚えていないので、IRISについて重複するかもしれませんが記載しておきます。まあ、あまり参照される方はいないと思いますが・・・。
IRIS Certification® Performance Assessment:2023の2nd Editionが2025年1月15日に公開されたました。主な更新には以下の事項が含まれますが、これらに限定され無いということで詳細については当該文書をご覧になっていただければと思います。このIRIS(ISO 22163)規格自体、日本国内では認証取得しておられる組織様は少なく、確か10組織に満たないと記憶しております。
・監査組織
・評価方法
・品質パフォーマンスレベル
・製品範囲
購入はIRIS Portal(https://www.iris-rail.org/index.php?page=global&content=global_order_standard&desc=global_order_standard)から。
初版をすでに購入済みの方は、ポータルから無償でダウンロードが可能となっています。
2)そして次はGMのCSRが2025年1月23日付で更新・発行されたことです。
主な内容はIATFのサイト、および弊社更新案内でもご案内している通りですが、今月発行されたばかりの文書「CQI-34」が素早く適用され、しかも発効が1月31日という、かなりスピーディなCSRの要求事項には追従できない組織各位がいらっしゃるかもしれません。
このCQI-34(※1)と共に要求されているCQI-35(※2)は2024年9月、自動車業界のワイヤーハーネスの品質要件の品質ガイドラインとして発行された文書で、内容的にはワイヤーハーネスの生産における品質と信頼性を確保するための包括的なガイドラインについて提供されています。また、該当する場合、これら(CQI-34およびCQI-35)の年次CQI評価を内部監査(製造工程監査)において実施し、その結果をSCMSシステムにアップロードすることを求めています。他にも新たな要求事項が盛り込まれていますが、ここでは代表的な事例を抜粋して記載しました。
上記の詳細については、IATF 16949 GM Customer Specific Requirements – Effective 31 January 2025(https://www.iatfglobaloversight.org/wp/wp-content/uploads/2025/01/IATF-16949-GM-Customer-Specific-Requirements-January-2025.pdf)を参照願います。
※1 CQI-34:Software Assurance Approval Process (SwAAP)
https://www.aiag.org/store/publications/details?ProductCode=XD-CQI-34
※2 CQI-35:Wiring Harness Quality Guidelines
https://www.aiag.org/store/publications/details?ProductCode=CQI-35
2-1)内部監査員の経験、力量などについて、CSRの箇条9.2.2.3に注記などが記載されていますので参照願います。